水道代が下がる「蛇口まわりの節水テク」

2025年10月10日 19:34
【節水テク】蛇口まわりの見直しで水道代を年間数千円節約!|救急水道サービス
年間数千円安くなる蛇口の節水方法を招き猫の真似をしながら説明する救急水道サービスの水滴マスコット

蛇口からできる節水の第一歩

毎日の生活で使う水のうち、意外と多いのが「蛇口」から流れる水です。キッチンや洗面所の蛇口まわりを少し見直すだけで、水道代を年間数千円単位で節約できることもあります。大がかりなリフォームをしなくても、今日からすぐ始められる方法を紹介します。

節水のポイント①:泡沫キャップ(整流器)を交換する

整流器とは?

蛇口の先端についている「泡沫キャップ(整流器)」は、水に空気を混ぜて水の勢いを保ちながら、使用量を減らす仕組みです。古くなっている場合や詰まりがある場合は、節水効果が落ちている可能性があります。

節水タイプへの交換がおすすめ

最近は“節水整流器”と呼ばれるタイプが多く販売されており、従来より最大40%の水量削減が可能です。工具を使わずに手で外せるものが多く、ホームセンターやネットで数百円〜購入できます。 
※外す際はゴム手袋を使用すると滑りにくく、安全です。

節水のポイント②:こまめに止水する習慣をつける

つけっぱなしの水を見直す

食器洗い・歯みがき・手洗いなどで、つい水を流しっぱなしにしていませんか? 
わずか1分間の流しっぱなしでも、約12リットルの水が使われています。歯みがきの時はコップを使用するなど、生活習慣を少し変えるだけでも効果的です。

レバー式蛇口の扱いにも注意

レバー式の蛇口は、中央位置が「お湯」と「水」の中間設定になっていることが多く、無意識にお湯を出してしまいがちです。給湯器が作動するとガス代もかかるため、「水だけでいいときは左ではなく右側にしっかり倒す」意識を持ちましょう。

節水のポイント③:水圧を適正に保つ

水圧が強すぎると、水ハネが増えるだけでなく、水の使用量も増加します。 
マンションなどでは、蛇口の下にある止水栓で調整可能な場合があります。少し絞るだけで、使い心地は変えずに節水効果を高められます。

まとめ

蛇口まわりの工夫だけで、驚くほど水道代を節約できます。整流器の交換・止水習慣・水圧調整など、小さな積み重ねが年間数千円の節約につながります。 
今日からできることから試してみましょう。

記事を振り返って

節水は「我慢」ではなく「工夫」で続けられるのがポイントです。 
特に蛇口まわりの見直しは費用もかからず、家計にも地球にもやさしい習慣。日々の水の使い方をちょっと意識してみるだけで、大きな違いが生まれます。

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