節水トイレはつまりやすい?誤解されがちな理由と使用時の注意点
節水トイレ=つまりやすい、とは限りません。原因を整理すれば対策は明確です。
先に結論(ここだけ読んでもOK)
節水トイレがつまる原因の多くは、水量そのものではなく使い方や環境です。
注意点を守れば、従来型と同じように問題なく使用できます。
節水トイレとは
従来型トイレでは1回の洗浄に約13Lの水を使用していましたが、節水トイレでは約4.8L、最新式では約3.8L程度まで削減されています。
少ない水量でも流せるよう、洗浄方式や便器形状が工夫されており、節水と実用性を両立した設計です。
なお、タンク内にペットボトルなどを入れて節水する方法は、故障の原因になるため推奨されません。
節水トイレは本当につまりやすい?
「節水トイレにしたらつまった」という声を聞くことがありますが、水量不足が直接の原因になるケースは多くありません。
メーカーは想定使用量をもとに検証を重ねています。
想定範囲の使い方であれば、節水トイレが原因でつまることは基本的にありません。
節水トイレがつまる主な原因
① 水に溶けない物を流している
固形物や水に溶けにくい物を流すと、少ない水量では流し切れず、つまりの原因になります。
② 排泄量・紙の量が多い
節水トイレは一般的な使用量を基準に設計されています。
一度に大量に流すと、つまりやすくなります。
③ 排水管内部の付着物
長年の使用で排水管内に汚れが付着すると、流路が狭くなり、節水トイレでは影響が出やすくなります。
④ 排水管の勾配異常
地震や地盤沈下により排水管が逆勾配になると、水が流れにくくなり、つまりが起こりやすくなります。
節水トイレ使用時の3つの注意点
- 決められた物以外は流さない
- 排泄量が多いときは複数回に分けて洗浄
- トイレットペーパーを一度に大量に使わない
注意してもつまる場合の対処法
使用方法に問題がないのに頻繁につまる場合は、トイレ本体や排水管側に原因がある可能性があります。
・水量設定の見直し
・排水管内部の点検
・設置環境に合ったトイレへの見直し
状況によっては、従来型トイレへ戻す方が現実的なケースもあります。
節水トイレのつまりは救急水道サービスへ
節水トイレのつまりは、ラバーカップだけで解消できないことも少なくありません。
無理な対処は悪化の原因になります。