トイレが流れない・水があふれるといった「トイレつまり」は、家庭で最も多い水回りトラブルの一つです。突然の詰まりにも慌てず対処できるよう、まずは原因と仕組みを理解しておきましょう。
最も多い原因は「トイレットペーパーの使いすぎ」です。節水型トイレでは流す水量が少なく、紙や汚物が配管内で引っかかりやすくなります。また、オムツ・生理用品・流せる掃除シートなど、水に溶けにくいものを流すと配管の奥で詰まりを起こすこともあります。
築年数が古い住宅や20年以上使用している便器では、配管内に汚れが固着して流れが悪くなっているケースもあり、複合的な要因で詰まりが発生します。
トイレットペーパーの量が多いときは、途中で一度流すのがポイントです。その際、タンク内の水が完全に溜まってから2度目を流すようにしましょう。水量が少ない状態で再度流すと、かえって詰まりの原因になります。
また、「トイレットペーパーと排泄物以外は流さない」が基本ルール。スマートフォンやおもちゃ、検査キットなどを落とした際は、流さずに取り出すことが大切です。
水道修理業者に依頼する際の一般的な料金相場を、作業内容ごとにまとめました。依頼前に目安を知っておくことで、適正価格の判断がしやすくなります。
軽度の詰まり解消(ローポンプ使用)…6,000円〜8,000円
薬剤洗浄(管内洗浄)…3,000円〜
手動トーラー作業…8,000円〜10,000円
便器脱着・異物取り出し…15,000円前後〜
屋外排水管・床下配管の高圧洗浄…18,000円〜(距離により変動)
※上記はあくまでも平均的な目安です。実際の料金は症状や原因、作業内容や設備の状態により異なります。
パッキン交換…5,000円前後
タンク部品交換…8,000円〜15,000円前後
止水栓・給水管の水漏れ修理…6,000円〜
温水便座交換…9,000円前後〜
便器交換…25,000円前後〜
※上記はあくまでも平均的な目安です。実際の料金は症状や原因、作業内容や設備の状態により異なります。
「料金が高い」「説明がないまま作業された」などのトラブルを防ぐためには、信頼できる業者選びが重要です。以下のポイントを確認しましょう。
「出張費無料」や「見積り無料」と記載されていても、依頼を見送った際にキャンセル料が発生する業者もあります。必ず事前に「見積り後のキャンセル料は無料ですか?」と確認しましょう。
「水道修理300円〜」等の記載をされている業者にも注意が必要です。作業員が1日に回れる現場の数は多くても3〜5件。交通費や人件費を考えると作業後に高額な料金を請求される可能性も少なくありません。急な水のトラブルでの出費は抑えたいものですが、ある程度の費用を掲載している業者を選ぶことで最終的には作業内容や万が一のアフターフォロー時にもしっかりと対応してくれます。
公式サイトに会社概要などの記載がない業者は要注意です。健全な業者であれば、住所・電話番号などを明記しています。また、口コミ掲載や施工事例などが充実している業者は信頼性が高い傾向にあります。
ホームページのページ数が極端に少ない業者にも注意が必要です。先程の会社概要と同じで長い実績のある水道業者のホームページには似た傾向があり、お客様に寄り添った内容(料金・対応地域・作業事例)が多彩に掲載されています。また、1ページのみのホームページなどは問題が起きた場合に新しく作り替えやすいため、インターネットで業者を選ぶ際には「ホームページのクオリティ」ではなく、「記載されてる内容」を確認するようにしましょう。
トイレが詰まって水が流れない、タンクから水の音がするなどの症状でお困りの際は、私たち救急水道サービスへご相談ください。当サービスは東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県をはじめ、関東全域および近郊にて24時間365日即日対応いたしております。
出張費・お見積り・キャンセル料はすべて無料。早朝・深夜・祝日も追加料金なしで経験豊富なスタッフが迅速・丁寧にご対応いたします。お気軽にお問い合わせくださいませ。
(監修:救急水道サービス/水道修理専門スタッフ)