原因・対処法・再通水時の注意点まで、いざという時に役立つ備えを網羅!
断水は、地震・台風・寒波・水道工事・設備不良など、さまざまな原因で突然起こります。ただ水が出ないだけでなく、生活用水全般がストップするため、日常生活に大きな支障をきたします。
また、復旧後には「通水トラブル」や「給湯器エラー」などの二次的な被害も起こるため、事前の備えと冷静な対応が重要です。
まず蛇口はすべて閉める
水が止まっているからといって蛇口を開けたままにしておくと、通水時に水が勢いよく噴き出す危険があります。
全ての蛇口・給湯器のバルブを閉じておきましょう。
水の確保(飲料・生活用水)
・飲み水は1人あたり1日3L × 3日分が目安
・トイレ用・生活用にはお風呂の残り湯や雨水も活用可
・ポリタンク・バケツ・折りたたみ式ウォータータンクなどを備蓄しておくと便利です
蛇口を閉めておく
通水時に水が勢いよく噴き出す事故を防ぐため、蛇口や給水設備はすべて閉めておきましょう。
必要な水を確保する
・飲み水(1人1日3L×3日分が目安)
・トイレ用や雑用水として、お風呂の残り湯や雨水も活用可能
・ポリタンクやバケツ、ウォータータンクを使って給水ポイントでもらう
トイレが使えないときの対応
・「バケツ流し」で便器に水を注いで流す方法
・凝固剤付きの簡易トイレが衛生的で便利
・長期断水を見越し、常備しておくと安心です
・給湯器を断水中に使うと空焚きによる故障リスクあり
・洗濯機・食洗機・ウォーターサーバーも使用を控える
・浄水器は再通水時の異物混入を避けるため、フィルターを外す or 洗浄
いきなり蛇口をひねらない
・空気が混ざって「ゴボゴボ音」や「白濁した水」が出ることがあります
・まずは屋外蛇口や洗面所などでバケツに水を出して確認
・水の色、臭い、泡立ちの有無を見て、正常になってから使用開始
給湯器の動作確認
・通水後にエラー表示や作動不良があれば、説明書のリセット操作を実施
・エラーが消えない、異音がする、温度異常などがあれば使用を中止し、業者へ相談
・非常用飲料水(長期保存水も可)
・ポリタンク・バケツ・折りたたみ式ウォータータンク
・凝固剤付き簡易トイレ
・ウェットティッシュ・キッチンペーパー
・給水拠点の地図 or アプリ、業者の連絡先メモ
・再通水しても水がまったく出ない
・床下・壁・天井から水がにじむ・音がする
・給湯器が復旧しない、異臭や漏水が発生した
・排水マスや屋外配管に破損がある
断水はいつどこで起きても不思議ではありません。
日頃の備蓄と冷静な応急処置、そして再通水時の対応がカギです。
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