台風の時に発生する水道トラブルと対応マニュアル【保存版】

2025年10月03日 07:34

強風・冠水・浸水による水道トラブルに今すぐ備えを

台風で飛ばされる☂️を持って雨ガッパを着た救急水道サービスの水滴マスコット

台風で発生しやすい水道トラブルとは?

台風は強風と大雨の影響により、屋外・屋内の水回り設備に大きな負担をかけます。普段は気にならない排水マスや配管が、急な浸水・逆流・詰まりなどの原因となり、使用不能に陥るケースも少なくありません。

主な被害例:

・屋外蛇口・水栓柱の破損・傾き
・排水マス・排水口の詰まり・逆流
・トイレや浴室の排水の逆流・悪臭
・シンク・洗濯排水口のゴボゴボ音・排水不良
・床下・壁内からの水のにじみ(配管への圧力増加)

被害を最小限にするための「台風前の備え」

屋外配管・排水設備のチェック

・排水マスや側溝に落ち葉や泥が溜まっていないか確認し、清掃
・ベランダや外構周りの排水口のゴミを除去
・水栓柱・外の蛇口には布やテープで養生、飛来物対策を行う

建物まわりの浸水・冠水対策

・浸水リスクのある玄関・勝手口・庭には土のう袋を設置
・防水シート・ブルーシートを配管周りや壁際に固定しておく
・排水溝に逆流防止キャップを装着(市販あり)

台風中・直後に発生したトラブルへの対応マニュアル

排水の逆流が発生したら

・トイレ・シンクの使用は即時中止(逆流による汚水被害防止)
・可能なら、排水口に雑巾や防臭キャップを詰めて応急封鎖
・簡易トイレやバケツトイレを代用(凝固剤付きが便利)

水漏れが発生した場合

・水道の止水栓または家の元栓を閉めて水の流出を止める
・被害箇所は写真で記録し、保険申請や修理依頼に備える
・電源が近くにある場合は感電・漏電リスクに注意

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冠水・浸水後に気をつけるべきこと

・雨水が引いた後も排水の流れが悪い・異音がするなど異常があれば要注意
・屋外配管・排水マスのずれや破損が水漏れの原因になることも
・建物の基礎部分や床下・壁際が湿っていたら配管破損の可能性あり

事前に備えておきたい防災グッズ

・排水マス用の網カバー
・防水テープ・応急補修用パテ
・ポリタンク・大きめバケツ
・土のう袋、防水シート
・簡易トイレ・凝固剤
・ラバーカップ(スッポン)
・止水栓回し工具(マイナスドライバー)

水道業者に依頼した方がよい状況

・排水がまったく流れない/逆流が止まらない
・外の蛇口・給湯配管が破損して水漏れしている
・床下・天井裏・壁内から水がしみ出ている
・トイレや浴室が異臭を放ち、排水管の詰まりが疑われる

台風後は業者も混み合うため、早めの相談・予約がカギになります。

防犯グッズを準備して手を差し伸べる救急水道サービスの水滴マスコット

まとめ|台風被害は「予防+初期対応」で差がつく

台風の被害は、水道まわりに集中することも少なくありません。
だからこそ、この記事を事前に読んでおくことが被害を抑える最初の一手です。
救急水道サービス監修の【緊急時の水道トラブル対応マニュアル】をぜひお役立てください。

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